ムカシトンボ観察に再挑戦です。前回は秩父山地でしたが、今回は群馬の山へ家族でピクニックがてら出発です。山に近づくにつれ天気もよくなり、渓流の川の流れる音とうぐいすの鳴き声がなんとも心地よく最高の気分となりました。目的地に到着すると心がうきうきし、子供達がわれさきにと川へ行き、いきなりサナエの羽化を見つけていました。

娘はとんぼの羽化を見るのがはじめてだったので、びっくりしておりました。渓流を歩くたびにサナエの未熟が飛びたち、肝心のムカシトンボは全然姿をあらわしませんでした。

場所が悪いのかな?妻がもう少し上流に行けばいるんじゃない?とそのひとことで家族四人で800mほど上流に歩いていくと、少し明るい沢がでてきて、そこを息子が覗くと・・・なんと待望のムカシトンボが1匹飛んでおりました。あまりのうれしさに見とれているだけで写真も撮る事ができず、そのまま飛びさってしまいました。ここをベースにして粘ること、たったの5分!また1匹飛んできました。結構ちょこまかとホバリングしながら飛んでいるので、これは飛翔撮影をばっちり決められるぞ!と思ったがとんでもない。結局一枚も飛翔撮影ができず、いつもの捕獲撮影となってしまいました。(撮影後リリース)

それにしても、ここの場所はムカシトンボだらけで10匹近くはいたかもしれない!別の場所に移動すると丘陵地のトンボが元気に飛び回っています。とくにシオヤトンボは活発です。

雄は地べたにべったりです。

雌も別の場所で休憩中!

コサナエもいました。地面のほうが暖かいのでしょうね。





