先日の黄昏ヤンマのぶら下がり観察は失敗に終わり、別の場所での探索です。今日も35度近い気温ですが、森の中は比較的すごしやすい。とは言っても汗は止まらないのですが。それにしてもセミの鳴き声がすごい。残暑の中この泣き声が暑くさせますね~。

さて、探索していると年配の方々がなにやら撮影をしています。聞くとマルタン雌がいるとのこと。この写真の中央にいます。

翅が茶色いのでわかりやすいですね。それにしても道のすぐ横でぶらさがっています。よくも飛ばないものだ。完全に熟睡しているのだろうか。今回三脚をたてて自然光とストロボの実験をしてみた。まず自然光の写真。(F/5.6 1/60秒 ISO1600)

自然光だとこの暗がりでこんな感じです。影になっている部分は暗くて背中の部分がみずらいです。そしてストロボをスローシャッターで撮影したもの。

背景が黒くつぶれないで被写体を綺麗に写すことができます。しかしストロボだと複眼に光がはいってしまいます。そして三枚目は100mmマクロ(F/2.8 1/160秒 ISO1600)

F値が低いだけあって少し明るくなりますね。自然光で撮影するにはF値が低いほうがよいですね。まあ、あたりまえですが・・・F値の低いレンズはそれ相応に値段が高いのできびしいです(汗)何人もの撮影ギャラリーがいても逃げないのがすごいです。本当に熟睡しているのでしょうか(笑)。探索していると池では変な飛び方をしている大型のトンボがいる。オオヤマっぽいが不規則だな~、そうか雌かも。カメラを向けるとすぐに天高く舞い上がり木の枝に止まった。うーん結構高い位置に止まるな~。300mmでフルズームでこんな感じ。

APS-Cなので400mmちょっとですかね~。まあオオヤマ雌の写真が今までなかったのでこれでも撮影できて満足です。もう少し低いところに止まってくれればよかったのですが、これだけ高い位置に止まると厳しいですね。オオヤマの雌は通常、これくらいの位置にとまっているのであれば、なかなか見つからないのも納得です。オオヤマの雌の撮影を楽しんでいると、ネアカのぶらさがりがいるとの情報をいただき現場へむかう。するとそこはすごい人でにぎわっていた。ざっと10人はいるでしょうか。みなさん楽しそうに撮影してます。私も混ぜてもらい撮影することができました。

しかし撮影した写真を見ると翅がかけていたり蜘蛛の巣がついていたりと老熟気味ですね。もう時期的に終盤ですね。しかしこのネアカもびくともせずじっとしています。こちらも熟睡中でしょうか。これだけのギャラリーが騒いで撮影しているのに全く動かずです。それにしてもネアカは13年ぶりに撮影できて非常に嬉しいですね。最後にこの鳥!

綺麗ですね。鳥屋さんが夢中になるのがわかりますね。







