先週の信州ツアーが不完全燃焼に終わり、何か撮影したくて考えていた。炎天下の38度近い気温は自殺行為だし、かといってそう遠くへも行けない。昼過ぎまで車が使えないので、黄昏ヤンマを狙うことにするが、マルタンやネアカは黄昏時は高い位置を飛ぶので気力がついていけない。そこで思ったのが渓流の黄昏ヤンマだ!昨年、久しぶりにコシボソの撮影したところはミルンヤンマもいた。今回はミルンヤンマをメインにし、コシボソをサブにしようと決断し準備をし現地へ向かった。今年はコロナ第二波の影響でお盆の帰省自粛により高速道路はガラガラである。さて現地に15時半に到着、ミルンは出没するまで時間がかかるので先にコシボソを撮影しに現場へ向かう。
ピントはあっているのだが・・・フラッシュのモードを見てみるとスローシャッターになっていた。まじか・・・部屋でフラッシュモードで遊んでいた設定がそのままになっていた。普通は撮影前に確認するよね。バカですね~。残念ながら、その後はコシボソは現れなかった。ヒグラシが鳴きはじめそろそろ黄昏タイムに入ってきた。ミルンの飛翔ポイントに移動し待ち構えていると早速1匹出没!飛翔撮影を試みるが、ちょこまかとせわしなく飛ぶミルンの飛翔撮影は至難の業である。したがってすぐに諦め演出撮影に切り替え。まだ明るいうちに撮影することにした。
16時ころにはそこそこ現れるのだが一向にその姿はない。昨年の台風の影響か、そう思うとコシボソを諦めてミルンのぶら下がりを探すことにしたが、斜面は急で蜘蛛の巣もすごく、すぐに諦め草むらを飛んでいるエゾ系のトンボと遊んでいると、息子から無線がはいり1匹現れたと!すぐに現場へ急行、すると短い距離を往復飛翔している。しばらくこの1匹と飛翔撮影して遊ぶ。フラッシュなしで撮影は正直厳しい。こんな感じになってしまう。

雄の撮影をしていると息子がもう1匹捕まえてきてくれた。するとなんと雌だった!なんとラッキーな。雄と雌を同時に撮影できるなんて運がいい。暗がりの中、雄か雌かわからないので捕獲しないとどちらかわからないのである。そして辺りは真っ暗になり、フラッシュをたいて撮影したのである。
気がつくと19時をまわっていたのである。明日は仕事、早く帰らねば・・・
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